バラード駅、改修工事で2年間閉鎖へ

 スカイトレインのバラード駅が改修工事のため、2022年初頭から2年間閉鎖される。TransLinkが7月13日に発表した。工事を安全かつ効率的に行うために一部閉鎖ではなく、完全閉鎖となる。

 閉鎖期間中は、ウォーターフロント駅とグランビル駅で対応。影響を最小限に抑えるため、バスサービスも追加する予定という。バラード駅は1985年に造られたもので、以来36年にわたり大きな改修工事は行われていない。

 スカイトレイン路線の中で4番目に利用者が多い駅であるものの、エレベーター一基、エスカレーター3基のみであるため、ラッシュ時に混雑する。また駅の入口部分はアクセスしにくいという問題があった。

 今回の工事で

  • エスカレーターとエレベーターの数を2倍に
  • 駅の入口と横断歩道を並べることで、駅へのアクセスを改善。またダンズミアストリート沿いを走るバスへのアクセスを改善
  • 歩行者のニーズに対応するよう、駅前のデザインを変更
  • 電気設備のアップグレード

を行う。改修後の電力需要に対応するため、電気系統の工事も必要という。

 2019年のバラード駅の利用者は760万人で、TransLinkでは計画の最終決定は今年後半を予定している。

TransLinkのYouTubeビデオ。改修後によりどうなるか見ることができる。